ボトックスの歴史
ボトックスの普及は、歴史としてそれほど古いものではありません。
ボトックスは、第二次世界大戦時に細菌兵器として本格的な開発研究が始まり、その後医療用としての研究が始められました。そして、1977年に米国でボトックスは斜視の治療に臨床応用され、その後異常な筋運動や筋収縮が原因となる、様々な症状に対する治療に用いられるようになったのです。1989年には、FDA(米国食品医薬品局)がボトックスを承認し、現在では世界71カ国以上で広く用いられています。
しかし、日本のボトックス普及の歴史は更に浅く、1996年に、眼瞼痙攣に対してボトックスが使われ始めたのが最初です。そして2000年になると、片側顔面痙攣、2001年には、痙性斜頸にボトックスの効能が厚生労働省の承認を受けました。
その後、アメリカでボトックスが顔面のしわ治療、多汗症の治療に有効であることが判明し、2002年に顔面のしわ治療、2004年には多汗症の治療に対してもボトックスは承認されました。それ以来ボトックスに対するメディアの注目が集まり、美容目的に使用される場面も多くなって、広く認知されるようになりました。
以上がボトックスの歴史になります。
