ボトックスと輸入
ボトックスは、元々眼瞼痙攣に対して認可された薬剤で、専門家以外の医師や一般の方たちにはあまり認知されていませんでした。
しかし、FDA(米国食品医薬品局)が眼瞼痙攣などの疾患に加えて、ボトックスが顔面のしわ治療や多汗症の治療にも効果があると承認すると、メディアからの注目が集まり、美容外科領域での需要が高まって、ボトックスが一般的に認知されるようになりました。
しかし、FDAの承認を得たボトックスを用いたしわや多汗症の治療は、日本では保険の適応は出来ません。その為、形成外科や美容外科医が、患者のニーズを受けてボトックス治療を行う場合は、必要な量を個人で輸入しなければなりません。
従って、ボトックスを輸入する場合は、まず輸入代行業者に依頼し、それから厚生労働省に使用申請書を提出するという手続きが必要になりますので、誰でもいつでもすぐにボトックスを施術したり、ボトックスの治療を受けたり出来るわけではないのです。
