ボトックスのボツリヌス菌毒素とは!?
ボトックスに用いられているボツリヌス菌は元々猛毒として知られている細菌のことで、ボツリヌス菌の持つボツリヌス菌毒素とは、第二次世界大戦の頃からイラク戦争まで、半世紀以上にわたって、バイオ兵器として話題になっている毒素です。
しかし、そんなボツリヌス菌毒素に、抹消神経筋における細胞の収縮を支持する、アセチルコリンの放出を阻害して、筋肉の収縮を止めてしまう作用があることが分かりました。最近では、ボトックスとしてシワ取りなどの治療に使用されています。
もしかしたらそんな毒素を注入するなんて不安、と思う方がおられるかもしれませんが、注入する際にはボツリヌス菌毒素は生理食塩水で希釈されています。また、人体に悪影響を及ぼすとされている量の300分の1以下しか注入はしませんので、ボトックス注入のリスクはほとんどなく、現在では、ボトックスはしわの治療剤として非常にポピュラーな注入剤となっています。
