ボツリヌス菌とは!?
気軽に出来るしわの改善としてボトックス注射が最近、美容整形などで行われています。そのボトックス注射の薬剤が、実はボツリヌス菌という細菌だということを皆さんはご存知ですか?
ボツリヌス菌とは、クロストリジウム属の細菌の一つで、主に汚染されたソーセージや缶詰、魚の塩漬けなどで繁殖します。ボツリヌス菌は強い外毒素を産生する菌なのです。
このボツリヌス菌には、A型、B型、C型(Cα型、Cβ型)、D型、E型、F型があることが分かっています。ボツリヌス菌の毒素にはどのタイプも、筋肉の収縮を支持する神経伝達物質であるアセチルコリンの放出をストップさせてしまいます。その為、ボツリヌス菌の毒素を用いると筋肉の弛緩を引き起こす作用があるのです。
この作用を生かしてボツリヌス菌を製剤化したものがボトックスで、現在では、シワ治療やエラ治療、多汗症の治療、脳性麻痺の歩行障害の治療などに用いられています。
